仕事における役割を知りたい!勤務地によって異なる警備員の仕事内容


建物の安全を守る施設警備

一口に警備員の仕事と言っても、働く場所によって行う仕事は異なります。いくつかある勤務地の中でも基本として挙げられるのが施設警備です。施設警備とは文字通り、企業ビルやデパートなど建物の安全を守る仕事のことを言います。会社員や利用客がいる日中はもちろん、誰もいない夜間に不審者が忍び込まないように巡回を行うのも大事な役割です。日勤と夜勤という働き方が基本ですが、会社によっては1日おきに20時間近く働く変則勤務の会社もあります。

通行人や車の安全を確保する交通誘導

警備員の仕事には、屋外での勤務が中心のものもあります。その一つが交通誘導です。工事現場やイベント会場でスムーズに通行をさせるために誘導するのが主な役割になります。道路工事では通行人に車道を通らせなくてはいけなくなるケースも多いので、細心の注意を払わなければいけません。警備員の誘導は警察官とは違って権限が与えられているわけではなく、あくまで協力を要請する形になります。そのため、言うことを聞かないからと言って強制的に従わせることはできません。

現金を始めとした貴重品を守る輸送警備

いくつかある警備員の仕事の中でも、特に緊張感を持って仕事をしなければいけないのが輸送警備です。宝石や現金を積んだ車を目的地まで安全に運ぶことが仕事の輸送警備は、運転免許のほかに貴重品運搬警備業務検定2級と呼ばれる資格が必要になります。運転技術はもちろん、万が一トラブルが起きた時に、冷静に対処できる判断力も持ち合わせていなければいけません。

警備員の求人に応募できる年齢は18歳以上です。条件としては非常に緩いので、若者から高齢者までどの年代の人でも応募しやすいと言えます。